百姓日記

百姓をやるために田舎で生活しています。

農と遊牧の間

定住を基本とした農業は長期的な視野を見据えながらやり続ける。1日、2日で物事が動くことは稀だ。結果が出るまで時間がかかる。 現代は短期的なスパンで結果を出すことを求めれるので農的な生き方とは相容れるのは難しい。すべてを効率で追い求めると長く農…

古きより新しいこと

歳を重ねると出会いと別れ、別れのほうが少しずつ多くなる。自分が生きている環境も変わる。昔遊んでいた人たちと久しぶりに会うとお互いの人生が別の道に進んでしまったことを実感する。あれほど話すことがあったはずなのに今じゃ話が噛み合わず物足りない…

100万あれば田舎で生活できる

ワーキングプアや働いても収入が増えず苦しい生活をせざるを得ない人たちが統計をみても実感としても増えている。普通に生きることが難しくなっているなかで普通に生きられるようにする試みがあっちこっちでやっている。シェアハウス、シェアリングエコノミ…

本を読み居酒屋に行く

農繁期が終わってまとまった時間がとれるようになった。どうしても農繁期はやらないといけないことに追われるから農業以外のことがなかなかできない。 図書館に行って気になる本を借りて読んだり、本屋に行って新書を読み、居酒屋に行って飲み、違う景色を味…

定植の最終段階と一つの段階を終えた

秋冬野菜もあと少し この前の台風は夜中に猛烈な風が吹いたものの被害はなくほっとした。定植した野菜たちも定植してまだ1週間程度だったので無事にやり過ごすことができた。 白菜、ターサイの植え付けはほぼ終わり、最後の大根も巻き終えた。残っている苗…

農業は高学歴の世界に

お年寄りは僕が農業をしているというと「大変でしょう、百姓は」「なんで百姓なんかするの。勤め人のほうが楽なのに」「農業じゃ食べていけん」と口をそろえて否定的な意見を言う。昔、百姓する人は親から強制的にやらせていた学がない人だったから彼らが否…

日韓が政治的に対立しても冷静に

日韓関係が悪化したのはスピンオフ、つまり、目の前にある都合の悪い何かから目をそらすためにやっているだけ。誰が?中心にいるのは安倍政権で安倍首相をサポートして恩恵を受けている連中だ。都合の悪いことは経済。消費税10%増税と冷え込む個人消費、…

自堕落な生活からの転換

農業は日の出とともに起きて、おひさまがでている間働いて、日が暮れたらご飯を食べて寝るリズムだ。 刺激がないと思われるかもしれないが、今回の千葉を襲った猛烈な台風によりハウスが倒壊、野菜が壊滅したり…とこちらがどれだけ頑張っても一瞬ですべてが…

結婚制度と子育てをゆるくする

結婚したら一人前、結婚したほうが仕事ができるという根拠のない意味不明なことを述べる人は減ってきた。歓迎すべきことだし世の中が進歩しているからいいことだ。 日本は婚外子の割合が1%未満だから、子どもを産むことと結婚はセットだと考えていい。子ども…

大根の種まき

8月のお盆が終わったあとに一発目の大根を播種した。発芽は順調だったものの季節外れの長雨と低温が2週間続き、葉がダイコンサルハムシに食害されている率が高い。今は突然季節外れの雨や高温になることを想定しながら作つけする必要がある。 2発目は9月…

国税庁長官の責任

僕が脱税したとされている【1億8千万円】を日本の未来のために贖罪寄付します個人から一人につき100万円を180名様に現金で寄付します応募方法は僕をフォローいただき(当選発表後に外して構いません)、リプ欄に記載の動画を見て、このツイートをRTしてくださ…

なす褐色腐敗病と葉物には農薬使いません

なすが致命的病気になった 生長点が褐色になり成長はして花は咲くものの、商品にならないなすができている。調べると「なす褐色腐敗病」という病気になったのがわかった。(多分) www.takii.co.jp 糸状菌(カビ)が原因とあるので間違いないだろう。ナス科…

季節が変わった、自分の身の丈を知る

台風が季節を変えた。大型でゆっくりとした台風だったから台風後は猛暑にならず涼しくなると予想していたので的中した。これから夏野菜から秋冬野菜に少しずつ移行していく。9月までに秋冬植えないといけない。体が疲れているけどうまく休みながら乗り切る…

人生は変化しながら続く

台風10号の影響で風雨ともに強くなっている。明日15日は九州に最も近づくそうだ。畑は台風対策(排水、補強)をやったが、何かしらの被害はでるかもしれない。露地野菜は先週の台風でオクラが倒れ収量がガタ落ちした。少しはもとに戻ってきているときに…

農業は儲からない?

田舎のおじいちゃん、おばあちゃんは僕が農業をしていると言うと 「よく農業やるね、農業は儲からなくて大変なのに。コメなんか作ってもつまらん」と口を揃えて言う。「農業っていいね!儲かって楽でしょ?」みたいなことを言う年寄りは一人もみたことない。…

忙しいなかにも…

なすとトマトの管理・収穫、出荷に追われている。毎朝5時から作業して夕方まで走り続ける日々が続いているので1日が終わるのがあっという間だ。夏野菜を育てるとこうなるのはしかたない。管理しないと良い実ができないし買ってくれない。 なすは高値で推移…

耕作放棄地解消と土地所有者の権限を弱める

畑やっているところは耕作放棄地がたくさんある。土地所有者は田舎にいても畑をやる意思はまったくない。後継ぎはいても農業をやることはまずないから5年もせずに僕の周りで畑をやる人は2人しかいなくなる。 耕作放棄されたところで畑を1人だけでやるのは無…

中山間地域の農業

中山間地域は山が深く農地は狭くて集約化が難しい。段々畑を区画整備して一つの畑にするのは相当なお金がかかるし、そもそも一つにするのはできない。平地のだだっ広い畑で野菜やお米をつくるより手間が2倍4倍かかる。 耕作放棄地は年々増える一方で畑より田…

オッサン向けの居場所がない

田舎でもど田舎に住んでいる。人口減少は止まらず歩く人は高齢者ばかりで子どもはとても少ない。行政、民間ともに高齢者と子どもには手厚く支援をする。高齢者は人口に占める比率が高く政治力があるため介護、福祉ともに至れり尽くせりだ。体の具合が悪くな…

大規模化と逆行

「農地を広げて市場を通さず直接契約して従業員を雇用し、更に面積利益ともに拡大する」のが農業の流れとなっている。種苗メーカーの雑誌にも大規模経営者が次々と登場する。国が大規模、6次化を推進して大量の補助金を投入しているので、当分この流れは続…

謎のお金と田舎の存続

田舎に住んでいると突如として謎のお金を徴収されることがある。そのお金がどういうお金なのか一応説明してくれるものの何を言っているのかさっぱりわからないので後から地域の事情に詳しい年寄りから聞くしかない。 若い人たちのほうがお金ないのに一律に負…

うまくいかないとき

激しい雨が続いて今日は穏やか晴れとなった。昼前からむし暑くなり外で農作業するのはしんどい。 雨が続き暑くなったのでナスに半身いちょう病、トマトは生長点がなれて機全体が萎れる症状がでた。 ナスは本格的につくるの初めてだから諦めがつくとしてトマ…

食っていければそれでいい

僕は、おじいちゃん・おばあちゃん、お父さん・お母さんの代から農業を生業としてきて受け継いだ伝統的農家とは土俵が違いすぎる。機械を所有し販路を持ち人的ネットワークを持ち目に見えない資本まで持つ状態から始められる。何も持たない新規就農者がその…

なすの生育、ようやく梅雨入り

2月に播種したナスたちの収穫をしている。4本仕立てにしているので花がたくさん咲いている。毎日追肥もしているので一つの花に2つ、多いときは4つ咲いているときもある。これから収量はさらに増えていくことになる。 育苗のときに電熱や温床を使わず「ひ…

高齢者のフィリピン移住

若者、中高年にとっても生きづらい日本社会。高齢者も同じように老後に対する不安や寂しさを抱えている。若い人の間では海外移住することは当たり前になってきている。日本の衰退は止まらず経済的没落が続いている状況では、今後も増えていくことになるのは…

移動する若者、適当に融通

活気がある世界 久しぶりにハブ空港に行ってきた。空港は多様な人たちが世界中どこかの目的地に行くために一時的に集まる。その雰囲気を味わうだけでも旅に充足感を与えてくれる。 shenzhen行の飛行機は若者でいっぱいだった。年配の人は1割もいない。若い人…

優しいサラリーマン

コンビニでパンと水を買おうとしてレジに並んでいた。外国人がお金を出すのに時間がかかって前にいた女の子がイライラしているのが伝わってきて嫌だった。 2分くらい並んで番が回ってきて、水とパンをレジカウンターに置こうとしたとき、財布を落としてしま…

農業をする人が減るのは必然

農業に携わって日は浅いものの農業人口が増えることはないなと思っている。産業構造が変わって第一次産業の人手は大幅に減少したことは除いても、増えることは考えにくい。 基本的に農業は田舎ですることになる。都市に隣接した農家はそれほど多くない。田舎…

恩恵がないのに安倍政権を支持する人たち

貧困層、中間層、若者が安倍政権を支持する理由は何一つないんだが、2012年の首相復帰以来高支持率を維持している。妄信的に支持する層はアレだから別として、「他に適当な人がいないから」「就職が好調だから」といった理由で支持をする人たちは自分た…

田舎は夏が1番

湿気が多少あって風が心地よく、田んぼに稲が植わり田園風景が広がっている田舎。自転車でブラっと走ると「生きるって素晴らしい」と思えてくる田舎の夏。 僕は夏の田舎が大好きだ。自分も含めてすべてが躍動しているように感じる。農作業をすると心地よさは…